学べる大学は?
研究をリードする大学
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東京大学教養学部 教養学科 地域文化研究分科HPへ【 主な研究者 】日向太郎(園田太郎) 村松真理子教養学部 教養学科 超域文化科学分科 学際言語科学コースHPへ【 主な研究者 】竹峰義和文学部 人文学科 ドイツ語ドイツ文学専修課程HPへ【 主な研究者 】大宮勘一郎文学部 人文学科 フランス語フランス文学専修課程HPへ【 主な研究者 】塚本昌則 |
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大阪大学文学部 人文学科 フランス文学専修HPへ【 主な研究者 】山上浩嗣外国語学部 外国語学科 スペイン語専攻HPへ【 主な研究者 】松本健二 |
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神戸大学文学部 人文学科 ドイツ文学専修HPへ【 主な研究者 】増本浩子文学部 人文学科 フランス文学専修HPへ【 主な研究者 】中畑寛之国際人間科学部 グローバル文化学科 グローバル文化形成プログラムHPへ【 主な研究者 】坂本千代 |
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早稲田大学文学部 文学科 ドイツ語ドイツ文学コースHPへ【 主な研究者 】山本浩司文学部 文学科 フランス語フランス文学コースHPへ【 主な研究者 】瀬戸直彦文学部 文学科 ロシア語ロシア文学コースHPへ【 主な研究者 】坂庭淳史 |
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東北大学文学部 人文社会学科 フランス文学専修HPへ【 主な研究者 】今井勉 黒岩卓 |
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京都大学文学部 人文学科 西洋古典学専修HPへ【 主な研究者 】高橋宏幸文学部 人文学科 フランス語学フランス文学専修HPへ【 主な研究者 】永盛克也 |
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九州大学文学部 人文学科 文学コース 独文学分野HPへ【 主な研究者 】小黒康正文学部 人文学科 文学コース 仏文学分野HPへ【 主な研究者 】高木信宏 |
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東京都立大学人文社会学部 人文学科 哲学(哲学・西洋古典学)教室HPへ【 主な研究者 】大芝芳弘 小池登人文社会学部 人文学科 ドイツ語圏文化論教室HPへ【 主な研究者 】園田みどり人文社会学部 人文学科 表象文化論教室HPへ【 主な研究者 】赤塚若樹 |
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立教大学文学部 文学科 フランス文学専修HPへ【 主な研究者 】桑瀬章二郎 |
その他の優れた大学
大学詳細 |
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新潟大学人文学部 人文学科 メディア・表現文化学プログラムHPへ
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名古屋大学文学部 人文学科 文芸言語学コース フランス語フランス文学分野HPへ【フランス文学(特に「生成研究」)】 小説等の原稿の調査から作品の誕生のプロセスを探究するのが「生成研究」であるが、その分野の複数の専門家が教鞭を取っており、「生成研究」の方法を身に付けるには最適の学部・研究室である。 |
愛媛大学法文学部 人文社会学科 グローバル・スタディーズ履修コースHPへ【多文化地域の文学・文化研究】 |
鹿児島大学法文学部 人文学科 多元地域文化コースHPへ【多文化地域の文学・文化研究】 |
学習院大学文学部 ドイツ語圏文化学科HPへ【ドイツ語学】 ドイツ文学のみならずドイツ語学関係のスタッフが充実している。ドイツ語ネイティブの教員がいわゆるドイツ語教師ではなく、文学・文化学の専門家であることもポイントが高い。 |
慶應義塾大学文学部 人文社会学科 独文学専攻HPへ【ドイツ文学】 中世神秘思想から現代のメディア論まで、幅広いテーマをカバーできるスタッフが揃っている。教員一人一人のレベルも高く、優秀な若手研究者を育てている。 |
国際基督教大学教養学部 アーツ・サイエンス学科 文学メジャーHPへ【多文化地域の文学・文化研究】 |
主な研究者
研究者詳細 | |
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増本浩子
神戸大学 文学部 人文学科 ドイツ文学専修/人文学研究科 文化構造専攻 【ドイツ語文学、特にドイツ語圏スイスの現代文学】4つの公用語を持つスイスの中で、ドイツ語圏スイスの現代文学を研究。スイスのナショナル・アイデンティティーをめぐる政治的言説と文学との関連を探る。多文化主義の困難などを解決するヒントがスイス文学の中にある。 先生の研究をもっと詳しく |
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赤塚若樹
東京都立大学 人文社会学部 人文学科 表象文化論教室/人文科学研究科 文化基礎論専攻 表象文化論分野 【表象文化論、映像文化論、視覚文化論、比較文学、現代小説、詩学、中央ヨーロッパ文化】中央ヨーロッパ文化、小説、作家の研究。映像文化論、視覚文化論、比較文学、カルト映画、アヴァンギャルド芸術、変わったアニメーションまで関心のある領域は広い。 先生の研究をもっと詳しく |
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高塚浩由樹
日本大学 国際関係学部 国際教養学科/国際関係研究科 国際関係研究専攻 【フランス文学、アルベール・カミュの研究】20世紀のフランス人作家、アルベール・カミュの研究を行う。とりわけ交通事故で亡くなった後、友人によって死後出版された『手帖』の原稿を精査して、カミュによる小説作品の創造にどのように関連しているかを解明する。 先生の研究をもっと詳しく |
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初見基
日本大学 文理学部 ドイツ文学科/文学研究科 ドイツ文学専攻 【ドイツ文学、ドイツ文化】戦後ドイツの文化の変遷を研究する。ドイツと日本の「戦後意識」は大きく異なっているが、戦後ドイツ文化を検討することは、現在の日本社会のあり方を考える上で大きな手助けとなる。 先生の研究をもっと詳しく |
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竹内修一
北海道大学 文学部 人文科学科 言語・文学コース/文学院 人文学専攻 【アルベール・カミュ研究】アルベール・カミュの哲学的側面、特にエッセイ「反抗的人間」に表明された反全体主義的思想に関して、世界的なレベルの論文を発表している。 先生の研究をもっと詳しく |
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柳原孝敦
東京大学 文学部 人文学科 現代文芸論専修課程/人文社会系研究科 欧米系文化研究専攻 【ラテンアメリカ文学】研究の中心はアルフォンソ・レイェス(メキシコ)と、アレホ・カルペンティエール(キューバ)。20世紀のラテンアメリカ文学に大きな影響を与えたラテンアメリカの作家を研究する。『チェ・ゲバラ革命日記』の翻訳もしている。 先生の研究をもっと詳しく |
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鈴木正美
新潟大学 人文学部 人文学科 西洋言語文化学プログラム/現代社会文化研究科 社会文化専攻 【ロシア文学】ポーランド出身のロシアのユダヤ系詩人マンデリシュタームをライフワークに、現代ロシアの詩を研究している。 先生の研究をもっと詳しく |
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番場俊
新潟大学 人文学部 人文学科 メディア・表現文化学プログラム/現代社会文化研究科 現代文化専攻 【ロシア文学】ドストエフスキーなどロシア近代小説論を展開。一方「顔」や「声」をキーワードとする表象文化史の二つを軸に研究を進めている。 先生の研究をもっと詳しく |
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安川晴基
名古屋大学 文学部 人文学科 文芸言語学コース ドイツ語ドイツ文学分野/人文学研究科 人文学専攻 【想起文化】ナチズムなど歴史と向き合う現代ドイツの想起の文化を広い視野から考察している。 先生の研究をもっと詳しく |
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松村朋彦
京都大学 文学部 人文学科 ドイツ語学ドイツ文学専修/文学研究科 文献文化学専攻 【ゲーテ研究】非常に優れたゲーテ研究者で、なおかつ教育者として秀でている。ここからのびのび育った学生が日本のドイツ文学研究を担うと言っても過言ではない。 先生の研究をもっと詳しく |
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宮崎麻子
大阪大学 言語文化研究科 言語文化専攻 【現代文学と記憶、ドイツ文学】ポスト東ドイツ文学に加え、ナチ期以降の亡命文学における記憶というテーマや、記憶概念の変容についても考察するなど、現代ドイツ文学をよく読み込んでいる。 先生の研究をもっと詳しく |
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岩本和久
札幌大学 地域共創学群 人間社会学域 ロシア語専攻 【ロシア文学】ロシア・スラヴ地域を研究し、主著に『フロイトとドストエフスキイ 精神分析とロシア文化』あり、優れた研究能力に定評。 先生の研究をもっと詳しく |
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川島建太郎
慶應義塾大学 文学部 人文社会学科 独文学専攻/文学研究科 独文学専攻 【メディア論】「記憶/想起」をキーワードに自伝と写真との関係を論じた論文が秀逸。 先生の研究をもっと詳しく |
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鈴木雅雄
早稲田大学 文学部 文学科 フランス語フランス文学コース/文学研究科 人文科学専攻 【フランス文学】1920年代のフランスで始まった文学運動のシュルレアリスムを研究する。サルバドール・ダリのようなシュルレアリスム画家も。 先生の研究をもっと詳しく |
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鴻野わか菜
早稲田大学 教育学部 複合文化学科 【ロシア文学】ロシア文学のみならずロシア美術、ロシア文化、表象文化、現代美術、絵本・児童文化まで幅広く研究対象とする。 先生の研究をもっと詳しく |
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松永美穂
早稲田大学 文化構想学部 文化構想学科 文芸・ジャーナリズム論系/文学研究科 人文科学専攻 【現代ドイツ文学・翻訳論】翻訳家として有名で、現代ドイツ文学を数多く日本に紹介している。ドイツで執筆活動を続け、ドイツ語でも20冊以上出版する作家、多和田葉子の優れた読み手でもある。 先生の研究をもっと詳しく |
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寺尾隆吉
早稲田大学 社会科学部 社会科学科/先端社会科学研究所 【ラテンアメリカ文学】政治・社会問題の暴力的な小説をテーマにしたラテンアメリカ文学を研究してきた。最近、映画、音楽、サッカーなどがどのように人々に受け入れられていくのか、ポピュラーカルチャーの社会的影響を考察している。 先生の研究をもっと詳しく |
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玉田敦子
中部大学 人文学部 共通科目/中部高等学術研究所 【フランス文学】18世紀フランス文学・思想、近代ヨーロッパにおける教養教育について研究する。 先生の研究をもっと詳しく |
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加藤有子
名古屋外国語大学 世界教養学部 世界教養学科 【ポーランド文学】ポーランドの文学、美術、公共空間におけるホロコーストの記憶のジャンル横断的な研究をする。 先生の研究をもっと詳しく |
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大貫敦子
学習院大学 文学部 ドイツ語圏文化学科/人文科学研究科 ドイツ語ドイツ文学専攻 【身体表象】ドイツ思想についての確実な知識をもとに、根底的な思考を行っている。 先生の研究をもっと詳しく |
興味がわいたら
存在の耐えられない軽さ
ミラン・クンデラ
わけのわからないタイトル、舞台は社会主義政権下のチェコスロヴァキア、いきなり出てくる哲学の話、しかも大人の恋愛を描いている……。全体の筋がわからなくてもよいので、飛ばしながらでも読み進めてほしい。様々な愛のかたち、エロティシズム、理解と誤解と無理解といったことが意外な仕方で語られていることに気づくだろう。小説はヨーロッパで生まれた芸術の一形式だ。芸術は感性的なものでも知的なものでもあるが、小説は知的な部分が際立った形式といえる。この作品は現代のヨーロッパで書かれた小説が示す知性のあり方のひとつの典型で、それが感性的なものや美的なものとどうつながっているかも教えてくれる。作品世界に漂う独特な雰囲気はまさにヨーロッパだ。 (千野栄一:訳 /集英社文庫)
アンネの日記 増補新訂版
アンネ・フランク
『アンネの日記』が最初に出版されたのは1947年。アンネが強制収容所で亡くなってから約2年後である。元々の日記に、二度修正がされている。一度目は、アンネ自身が、将来の出版を想定して加えた推敲。二度目は、アンネの死後、父親のオットーが日記の出版に際して行った修正。文春文庫の「増補新訂版」では、この二度の推敲・修正と、オットーが1980年に死去した後に世に出た2種類の『アンネの日記』(「研究版」と「完成版」)に関する経緯が解説されている。その解説を読み、二人が加えた修正に思いを馳せ、本書を読んでほしい。「出版」を期して清書されていたこの『日記』は、「日記」であり、未来の「読者」を想定して書かれた、優れた「文学作品」でもある。 (深町眞理子:訳/文春文庫)