学べる大学は?
研究をリードする大学
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注目の大学
茨城大学工学部 物質科学工学科HPへ【中性子線構造解析】 化学、応用化学、生命工学系の幅広い分野をJABEE対応カリキュラムで学ぶことができる。大学院理工学研究科の量子線科学専攻に進学すれば、X線結晶構造解析や、茨城県東海村にある高強度陽子加速器施設(JPARC)の中性子構造解析などの特色ある構造生物学研究を行うことができる。 |
千葉大学園芸学部 園芸学科/応用生命化学科HPへ国立大学唯一の園芸学部として、園芸学科の栽培・育種プログラム(栽培学分野、育種学分野)や応用生命化学科の応用生命化学プログラム(生命分子化学分野)等で、園芸植物の生産に関わる先端的栽培技術やそれらを支えるバイオテクノロジー等を幅広く教育研究している。生物生産環境学プログラムでは、植物工場の研究も行われている。 |
千葉大学薬学部HPへ薬用植物を中心に植物遺伝子機能解析と有用植物作成に関する研究教育を推進し、天然物からの創薬を目指している。 |
東京農工大学工学部 生命工学科HPへ花色である色素アントシアニン、ベタシアニンの生合成や遺伝子についての研究と、植物の耐塩性等を研究している。 |
東京農工大学農学部 応用生物科学科HPへ植物工学分野では、樹木の細胞壁、あるいは、その成分であるリグニンの生合成と分解を研究し、新植物の育成を行っている。遺伝子工学分野では、植物-病原体の相互作用を研究し、病害抵抗性植物の作出等を行っている。また、細胞分子生物学分野では、植物のRNA干渉や環境ストレス耐性を研究している。 |
静岡大学農学部 応用生命科学科/グローバル共創科学部HPへ【応用生物化学、天然物化学、生化学、有機化学】 植物ホルモンの研究で活躍している大西利幸先生の研究室(農学部)や、キノコの有用物質同定で有名な平井浩文先生の研究室(グローバル共創科学部)などで、ユニークな研究が行われている。 |
大阪公立大学農学部 応用生物科学科HPへ分子生物学を基盤としつつ、ゲノム科学、オミックスの分野を専門とする教育研究がなされている。また、2年次から「食生産科学プログラム」を開講し、「食料」の生産から加工、流通、消費に至る複雑なフード・システムの現状やリスク・マネジメントの実例を、体験的に学ぶことができる。 |
兵庫県立大学理学部 生命科学科HPへ【構造生物学】 水素の分解・合成の触媒活性を持つ酵素の構造解析で、世界的な研究を実施している。大学院生命理学研究科では、大型放射光施設(SPring 8)の高強度X線を利用したX線結晶構造解析による構造生物学研究に挑める。 |
東京農業大学生命科学部 バイオサイエンス学科HPへ植物の生理機能を遺伝子機能で解明し、育種改良することを目的に、植物細胞壁の改変や水分ストレスに関係するホルモンのシグナル伝達等を研究している。 |
東京農業大学応用生物科学部 醸造科学科HPへ全国の大学の中でただ1つ「醸造」をその名に冠している学科の存在がユニーク。 |
日本大学生物資源科学部 バイオサイエンス学科/アグリサイエンス学科HPへバイオサイエンス学科では、ミヤコグサをモデルにしたマメ科植物の分子遺伝学的研究やポリフェノール生合成系の研究、土壌や地下水、大気の汚染物質を吸収・分解する新機能植物の開発が行われている。アグリサイエンス学科でも面白い研究がある。 |
近畿大学農学部 生物機能科学科HPへ植物分子生理学研究室など、世界的に有名な研究室がある。 |
奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科 先端科学技術専攻 バイオサイエンス領域HPへ学部をおかない大学院だけの大学。持続的発展が可能な社会の実現を目指した先端的な研究と教育が特徴です.植物細胞・個体が有する様々な生命機能の解明を目指す基礎研究から、植物生産性増強や環境耐性増強等の環境・資源・エネルギー・食糧問題等の解決に向けた応用研究まで行っている。 |
活躍する研究者
こんな研究で世界を変える!〜最新研究を読もう
注目の研究者
西原宏史 先生
茨城大学 農学部 食生命科学科/農学研究科 農学専攻 【応用生物化学】植物同様の自ら有機物を作る機能を持った特殊な細菌に、水素酸化細菌というユニークな細菌が存在する。この細菌の持つ酵素ヒドロゲナーゼを研究。この酵素は水素を発生させる触媒機能を持ち、水素燃料電池用の触媒として期待される。 HPへ |
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庄村康人 先生
茨城大学 工学部 物質科学工学科/理工学研究科 量子線科学専攻 【水素の分解と合成を行う酵素の構造解析等】東海村の「いばらき量子ビーム研究センター」に拠点を置いて量子ビームを利用した生命科学に関する研究を展開。1つには水素の分解と合成を行う酵素ヒドロゲナーゼの構造解析をする。この酵素に触媒機能を持たせるために関与する タンパク質を精製しタンパク質複合体を作成、X線による構造解析を行っている。 HPへ |
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小林達彦 先生
筑波大学 生命環境学群 生物学類/理工情報生命学術院 生命地球科学研究群 【放線菌からの物質同定とその産生代謝経路の研究】農芸化学、応用生物化学の分野で日本を代表する研究者。 HPへ |
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東原和成 先生
東京大学 農学部 応用生命科学課程 生命化学・工学専修/農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 【嗅覚や味覚の研究】嗅覚や味覚、あるいはフェロモンについての研究で超一流の業績を連発している世界的研究者。 HPへ |
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石井正治 先生
東京大学 農学部 応用生命科学課程 生命化学・工学専修/農学生命科学研究科 応用生命工学専攻 【独立栄養微生物のエネルギーと炭素代謝】単一微生物や微生物集団の有する多様な代謝機能を生化学的、遺伝学的に解明し、その成果を資源、環境、エネルギー問題の解決のために有効に活用することを主眼に研究を進めている。このテーマで世界的な研究を展開。 HPへ |
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伏信進矢 先生
東京大学 農学部 応用生命科学課程 生命化学・工学専修/農学生命科学研究科 応用生命工学専攻 【酵素に関する総合的研究】タンパク質のおりたたみ構造の解明を軸に、酵素の働きを分子の力で解明している若手第一人者。 HPへ |
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村上誠 先生
東京大学 医学系研究科 国際保健学専攻/疾患生命工学センター 【脂質生化学】脂質代謝に関する酵素や受容体の遺伝子改変マウスの解析。 HPへ |
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三ツ井敏明 先生
新潟大学 農学部 農学科 応用生命科学プログラム/自然科学研究科 生命・食料科学専攻 【イネのデンプン代謝に関する研究】イネのデンプン代謝に関わる酵素がユニークなメカニズムで葉緑体に輸送されることを解明し、世界的な植物学雑誌Plant Cell誌に論文を複数発表した。 HPへ |
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石川孝博 先生
島根大学 生物資源科学部 生命科学科/自然科学研究科 農生命科学専攻 【植物におけるアスコルビン酸代謝に関する研究】アスコルビン酸(ビタミンC)が植物のストレス応答にどのような役割を果たしているかを研究している。 HPへ |
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角田佳充 先生
九州大学 農学部 生物資源環境学科 応用生物科学コース/システム生命科学府 システム生命科学専攻 【硫酸転移酵素、X線結晶構造解析】結晶構造から創薬研究を行っている。 HPへ |
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稲葉靖子 先生
宮崎大学 農学部 植物生産環境科学科/農学研究科 農学専攻 【植物の発熱分子機構に関する研究】ザゼンソウやソテツといった発熱植物を材料にしたユニークな研究を展開。 HPへ |
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横溝岳彦 先生
順天堂大学 医学部 医学科/医学研究科 医学専攻 【脂質の生化学】脂質生化学の先端の研究者。 HPへ |
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森山達哉 先生
近畿大学 農学部 応用生命化学科/農学研究科 応用生命化学専攻/アグリ技術革新研究所 【分子細胞生物学】脂質の生化学研究や食品機能性の研究 HPへ |
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篠田徹郎 先生
福島大学 農学群 食農学類 農業生産学コース 【昆虫成長に関わるホルモンの研究】昆虫ホルモン研究を牽引する世界的リーダー。 HPへ |
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樋口芳樹 先生
兵庫県立大学 理学部 生命科学科/理学研究科 生命科学専攻 【水素の分解と合成を行う酵素の構造解析】水素の分解と合成を行う酵素の構造解析等の研究テーマで世界的な研究を展開。 HPへ |
おすすめ本
光合成とはなにか 生命システムを支える力
園池公毅
光合成の研究が、生物にとどまらず、物理、化学、地学と広い学問分野にまたがるものだとわかる。特に第1章が熱力学の第二法則の紹介から始められることが、それをよく物語っている。地球のエネルギー収支、生物の進化と葉緑体の成り立ち、クロロフィルなど光合成に使われる色素、呼吸との関係、光化学系、酸化還元、環境応答について書かれており、地球環境とその将来についての考察で締めくくられている。最新の研究成果に関連するコラムもあり、最先端の研究の息吹も感じることができる。2008年の書籍だが、基本的な視点と話題は今でもまったく色あせていない。 (ブルーバックス)
情報系 化学技術全般
暗号解読 ロゼッタストーンから量子暗号まで
サイモン・シン
最先端領域に宿る天才たちの壮絶なドラマ。歴史の背後に秘められた、暗号作成者と解読者の攻防―加速する情報戦争の勝者はいったい誰か?『フェルマーの最終定理』に続く世界的ベストセラー、待望の完全翻訳版。
海外で学ぶなら
Duke University/デューク大学(米)HPへ医学部生化学科 HPへ【生化学分野】 ノーベル賞受賞の有名大学。 |
Michigan State University/ミシガン州立大学(米)HPへDepartment of Plant Biology HPへ特に植物の生化学・細胞生物学研究が優れている。 |
University of Toledo/トレド大学(米)HPへ薬学部 HPへ【応用生物化学】 薬物代謝としての第2相反応の硫酸化研究。 |
Vanderbilt University/ヴァンダービルト大学(米)HPへ医学部 HPへ【生化学、薬理学】 脂質関連の生化学者が豊富。 |