生命 最初の30億年 地球に刻まれた進化の足跡

アンドルー・H.ノール

地球が誕生してから6億年ほど経った頃の約40億年前、海で生命が誕生したといわれている。生命はそれからゆるやかな進化を経て、約5億年前のカンブリア紀、カンブリア大爆発と呼ばれる大進化によって、今日の地球上で見る動物群が出現したとされる。それ以降の調査研究は盛んでよくわかってきているが、生命誕生の最初の30億年あまりは空白期間と言われた。この本は、地球生命史40億年の中で、あまり明らかにされていない生命最初の30億年で何が起こっていたのかについて述べている。 (斉藤隆央:訳/紀伊國屋書店)

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