ソロモンの指環 動物行動学入門

コンラート・ローレンツ

動物の行動を科学的に捉え、そのメカニズムや本質をわかりやすく、かつ面白く伝えている。この本を通して、著者の動物に対する愛情が非常に感じ取れる内容でもある。著者はオーストリアの動物行動学者。刷り込みの研究者で、近代動物行動学を確立した人物のひとりとして知られる。刷り込みとは、鳥に、孵化後一定時間内に人や動物、あるいは物体を見せ追尾させると、その鳥は一生それを追尾するようになるという現象のこと。またこの本の翻訳者、日高敏隆博士は、日本の動物行動学の第一人者。日本に動物行動学を最初に紹介した人であり、ヨーロッパの代表的な動物行動学者の日本語訳も多い。 (日高敏隆:訳/ハヤカワ文庫)

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