動物に心はあるだろうか? 初めての動物行動学

松島俊也

この本は動物行動学の入門書として、小学校高学年向けに書かれている。著者は動物心理学というとても興味深い研究をしている。動物心理学とは、人間以外の動物の行動を研究する心理学の一部門。動物への学習・情動・動機づけなどの実験・研究を通して、人間の心理研究に貢献する。著者の場合のアプローチ法は、いろいろな動物の行動と脳の研究をおこなっている。例えば研究の結果、モネとピカソの絵を見分けるハトを見出したという。動物に心はあるのでないかと思わせる最新の成果が豊富で、写真や図を多用している。 (佐竹政紀:イラスト/あさがく選書)

同じ分野のおススメ本

こちらもおススメ



みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ