テロメアの帽子 不思議な遺伝子の物語

森川幸人

テロメアDNAは染色体の末端に存在しており、細胞が分裂するたびに短くなるので細胞の時計のような働きをしています。

この本では、テロメアDNAの繰り返し配列をテロメアちゃんの帽子に見立てています。テロメアちゃんはたくさんの帽子をかぶっていますが、起きるたびにテロメアちゃんの帽子が1個なくなっていきます。また、最後に帽子がなくなると、起きられなくなります。このように細胞分裂と細胞死を説明しています。

ウイルスの感染についても別のストーリーが展開されており、巻末には解説もあります。 (新紀元社)

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