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食・農学系の本

微生物ハンター、深海を行く

高井研

著者は、国立研究開発法人、海洋研究開発機構（JAMSTEC）の研究者。「しんかい6500」などの潜水調査船で世界中の深海を調査し、生命の起源となる微生物を探しま...

里山資本主義　日本経済は「安心の原理」で動く

藻谷浩介

著者は日本開発銀行(日本政策投資銀行)などを経て、地域経済、観光、人口動態を詳細に調査する地域エコノミスト。同氏は本のタイトルになった里山資本主義を「お金が乏し...

トコトンやさしい光合成の本

園池公毅

光合成は生命活動の源であり、農作物の育成や生態系を支える反応であるとともに、二酸化炭素を吸収し酸素を放出することで地球の大気環境変動に大きな影響を与えている。ま...

ハキリアリ　農業を営む奇跡の生物

バート・ヘルドブラー、エドワード・O・ウィルソン

北米から中南米の熱帯雨林帯を中心に棲むハキリアリは、まったく不思議な生態を持っている。ハキリアリの働きアリは列を成して、木に登り、葉を切り落として次々と巣へと運...

フィールドの生物学　アリの巣をめぐる冒険　未踏の調査地は足下に

丸山宗利

アリが仲間と暮らすことは知っていても、アリと共生する昆虫がいるって驚きだ。この本は、東海大学出版会がシリーズで出す「フィールドの生物学」の一冊。昆虫関係ではほか...

銃・病原菌・鉄 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎

ジャレド・ダイアモンド

この本では、各地域の文明の発達の違いが自然環境の違いによるものであるという説を唱えていて、それぞれの自然環境下で栽培できる農作物や家畜動物の違いが技術の発達を促...

植物はすごい　生き残りをかけたしくみと工夫

田中修

植物が生きていくしくみを様々な植物に焦点をあててわかりやすく書かれています。植物は動物と違い動き回らないことから、ただそこに居るだけと気にとめない人もいるかもし...

すべて分析化学者がお見通しです！　薬物から環境まで微量でも検出するスゴ腕の化学者

津村ゆかり、立木秀尚、高山透、堀野善司

分析化学の技術を、環境・食品・医薬品・犯罪捜査・工業などの様々な分野の切り口から、非常にわかりやすく記述している本。社会の安心・安全を担う「分析屋」と呼ばれる化...

ダンゴムシに心はあるのか　新しい心の科学

森山徹

意識や知性や心とは何だろうか。これは人文科学系の研究やAI研究において長らく問われてきた課題です。それらがどういうものであるかを、例えば処理能力や判断力という風...

プラントハンター　命を懸けて花を追う

西畠清順

プラントハンターとは、観賞用植物の新種や有用植物を求め世界を探索する人を呼ぶ。もともと１７世紀以降にイギリスやオランダで発展したこの役割だが、この本は現代の日本...

メジナ　釣る？科学する？

海野徹也、吉田将之、糸井史朗

食用魚としての知名度は低いが、釣りの対象魚として人気のあるメジナ。メジナを通して、環境・生態・生理・進化等、さまざまな角度から解説する。著者も、大学の研究者のみ...

奇跡のリンゴ　「絶対不可能」を覆した農家　木村秋則の記録

石川拓治

農薬散布なしでのリンゴ栽培は不可能と言われていた1970年代、年に数十回の農薬散布のたびに体調を崩してしまう妻のために、青森のリンゴ農家・木村秋則さんは、無農薬...

巨大翼竜は飛べたのか　スケールと行動の動物学

佐藤克文

動物そのものの目線で観察したらどうなるだろうか？例えば、ウミガメの食事はウミガメの糞などから分析してきました。しかし、ウミガメにカメラを設置して、ウミガメが何を...

日本農業の真実

生源寺眞一

2010年頃の日本農業をめぐる諸状況を簡潔にまとめた本。農業経済学という学問の立場から見ても、日本農業の強みと弱みを歴史的にわかりやすく解説している。農業政策、...

食のリスク学　氾濫する「安全・安心」をよみとく視点

中西準子

食品の安心・安全という身近な問題は、リスク評価の視点から見るとどうなっているかを、環境リスク学の第一人者である中西準子氏がわかりやすく解説する。リスクの視点をも...

森をとりもどすために２　林木の育種

林隆久：編

人類の誕生以来、地球上の森林破壊が進み、その結果、温室効果ガスの濃度上昇による地球温暖化が深刻な問題となっている。森を取り戻して森林を持続させるためには、成長や...

水の世界地図　刻々と変化する水と世界の問題

マギー・ブラック、ジャネット・キング

洪水・渇水・ダム、水を巡る争い、ウォータービジネスなど「世界の水」が置かれた現状を幅広い視点で、美しくわかりやすい図版ととともに紹介している。2章ではその半分を...

農は過去と未来をつなぐ　田んぼから考えたこと

宇根豊

農業は私たちが生きていく上で、絶対に必要な食べ物を生産しています。しかし、それ以外にも、環境保全、生物多様性、減災、レクリエーションなど多くの役割があります。田...

麦の自然史　人と自然が育んだムギ農耕

佐藤洋一郎、加藤鎌司：編著

もともとは野生植物であったコムギやオオムギはどのように進化を遂げ、どのように人の手が加えられて栽培化され、食用作物となったのか。またその栽培はどのようにして世界...

塩の文明誌　人と環境をめぐる5000年

佐藤洋一郎、渡邉紹裕

地域環境学の観点から、人間に不可欠な塩について、文明以前から現在までを紹介した本。人間生活に不可欠な塩であるが、農業にとってそれが高濃度になると塩類集積土壌とな...

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8.食・農・動植物の学問をみてみよう
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