河合塾グループ 河合塾

植物はすごい　生き残りをかけたしくみと工夫

田中修

植物が生きていくしくみを様々な植物に焦点をあててわかりやすく書かれています。植物は動物と違い動き回らないことから、ただそこに居るだけと気にとめない人もいるかもしれませんが、ところがどっこい、植物の体の中は非常に動的で、生きていくための様々な活動が繰り広げられています。

動物のように食物を摂取するのではなく、自分自身で必要な栄養分を作り出している植物のすごさ、動物が嫌いな物質を作ることにより自分自身を守っている植物のすごさ、生きにくい場所で育つ植物の調節機能のすごさなど、たくさんの植物のすごさについて書かれています。植物の体のしくみを知ることのできる興味深い一冊です。 (中公新書)

この本に興味を持ったらこの学問へ
生物機能・バイオプロセス
生命過程を解明し、医・農・工学につなげる

同じ分野のおススメ本

こちらもおススメ

深い河

遠藤周作

高校生には少し難しいテーマかもしれませんが、自然の中に人も生まれ、雑多な日常の繰り返しの中で、人が生きていくということとはどういうことかを改めて考えさせられる本...

図書館戦争シリーズ

有川浩

普段本を読まない人でもすらすら読める、とても読みやすい文体で書かれています。現実にはあり得ない状況設定ではありますが、何故言論の自由を、武器を使ってまでも守らな...

NHK「その時歴史が動いた」コミック版

NHK取材班：編

様々な国の様々な歴史的な出来事を取り上げており、脚色はされてはいるものの、何かが起こる時にはどのような背景があるかを知ることで、その時代の問題点を考えることがで...
河合塾グループサイトのご案内
みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ