ミュージック・アズ・ソーシャルライフ 歌い踊ることをめぐる政治

トマス・トゥリノ

音楽を従来のように地域や(特定のサウンドの組み合わせとしての)ジャンルごとに分類するのではなく、音楽活動を「参与型」と「上演型」に、レコード音楽を「(ライヴパフォーマンスを何らかの意味で参照する)ハイファイ型」と「(生身の人間によるパフォーマンスを想定しない)スタジオアート型」とに分類しています。とりわけ「参与型」の指摘からは、本書も『ミュージッキング 音楽は“行為”である』と同様に、音楽における行為・活動・身体の復権を目指していると言えるでしょう。 (訳:野澤豊一、西島千尋/水声社)

同じ分野のおススメ本

こちらもおススメ



みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ