緊張をとる
伊藤丈恭
アレクサンダー・テクニークを生みだした演劇分野の書籍には、演劇や人前でのパフォーマンスについてのみならず、「学ぶ・何かに向けて準備する・人に教える」ことについての示唆に富む記述が多く見られます。本書もその一つで、「(世間の)焦ったらアカンっていうくせに、プロセスを言わんとすぐに結果を求める間違った教え」(p.178)を批判し、代わりに2段階/3段階思考(p.260~270)の必要性などを説いています。姉妹版の『集中力のひみつ』もおすすめ。
(芸術新聞社)
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