書物の出現

リュシアン・フェーブル、アンリ=ジャン・マルタン

原著の出版は60年以上前ですが、本と社会の関係を考える上で、今でも必読の1冊です。印刷本が誕生し定着した要件や発展史だけではなく、印刷本の社会への影響という、相互作用が描き出されています。もちろん、細かい部分はその後の研究でアップデートされていますが、人によって生み出された本が、経済的・政治的な動きの要因にもなるという視点が新鮮で、初めて読んだとき、活版印刷術と宗教改革との関わりの議論に衝撃を受けました。SNSが発達した今を考える上でも参考になりそうです。 (訳:関根素子、宮下志朗、長谷川輝夫、月村辰雄/ちくま学芸文庫)

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