ギュンター・グラス 「渦中」の文学者
依岡隆児
『ブリキの太鼓』で知られるノーベル賞作家で、戦後ドイツ文学を代表するギュンター・グラスについてコンパクトに描かれている。ナチスの武装親衛隊員だったことを告白する、作品や政治的発言が物議をかもすなど、常に社会の「渦中」にいる、グラスの実像を知ることができる。
(集英社新書)
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