農業は人類の原罪である 進化論の現在

コリン・タッジ

イギリスの動物学者にして人気サイエンスライターの著者は言う。「耕作することが環境を破壊し、野生動物を滅ぼした」と。ユニークな視点で農業を問うた本だが、食糧増産を可能にしてきた農業と環境について論じる古典的な書と言える。一方、訳者の竹内久美子は、かつて京大の日高敏隆動物行動学教室に在籍後、科学ライターになり、代表作『そんなバカな 遺伝子と神について』はベストセラーになった。著者・訳者ともよく似たユニークな視点が日本語版のこの本を誕生させたのだろう。 (竹内久美子:訳/新潮社)

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