生き物たちの情報戦略 生存をかけた静かなる戦い

針山孝彦

生体分子(分子生物学、化学、物理)、細胞(生物)、動物個体の行動パターン(動物行動学)、さらには地球環境との関わり(地球物理学)までもカバーし、著者の経験、研究・観察現場の状況などを旅行記・エッセイのような柔らかい語り口で伝えてくれます。

これを読んだ高校生は、想像力を働かせると、このような研究をするのに今勉強していることが、いかに大切かがわかるでしょう。高校・大学での教養科目が研究の入口であると感じることができ、勉強のモチベーションも上がる本だと思います。 (化学同人)

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