ネアンデルタール人は私たちと交配した

スヴァンテ・ペーボ

考古遺伝学者である著者が、「ネアンデルタール人のDNAが現生人類の中に残されている」という大発見に至るまでの回想録。若手の頃から自由な発想で、その時代でのベストな手法を用いて研究に取り組み、成功や失敗を重ねながらも歩み続け、ついに技術的なブレイクスルーによって、大きな成果を挙げて行く様子が生き生きと語られている。少々眉をひそめるようなプライベートも書かれていて、偉大な研究者であっても日常の出来事に一喜一憂して暮らしていることが描かれている。 (野中香方子:訳/文藝春秋)

同じ分野のおススメ本

こちらもおススメ


みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ