性の進化史

松田洋一

生物にはなぜ雄と雌が存在するのか、有性生殖の意義から始め、性を決定する遺伝子・染色体の進化を学ぶことができる本です。ゲノム解析が主流となった現在においても染色体を観ることの面白さ、重要性を伝えてくれます。

やや専門的な用語も多いので、生物基礎や生物を選択した学生に向いた本かもしれません。性染色体の進化が主な内容となりますが、その中で動物における性決定機構の多様性や、性染色体の起源の多様性について詳しく述べられています。その辺りに着目して読んでほしいと思います。 (新潮選書)

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