進化し続ける植物たち
葛西奈津子
地球上ではじめて光合成をおこない酸素を作り出し、自ら栄養を作った――植物という生き方を選んだ藻類研究にはじまり、化石が語る植物と地球環境の歩みや植物の形の多様性を生んだ遺伝子の進化の足跡をたどり、植物と微生物の共進化を紹介する。この本は、植物の「進化」をキーワードにその研究の面白さをレポートする。著者は大学で物理を専攻しその世界に魅了される一方、実社会を見てみたかったので一般企業に就職。しかし、むしろ大学を離れてから科学と社会とのかかわりに関心を持ち、科学ジャーナリストになったというユニークな経歴を持つ。
(日本植物生理学会:編/化学同人)
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