忘れられた日本人
宮本常一
著者の専門は民俗学で、研究対象(宮本の場合は日本の各地域の文化と民俗)への偏見を排したまなざし、適度な距離感、真摯な取り扱い方などは、他の分野の研究者にも大変参考になります。哲学を専門とする者が、子どもや患者など、他の学問領域の素材を扱う際には、その素材の扱い方を丁寧に考える必要があるものです。その時、いつも念頭に浮かぶのが、『忘れられた日本人』をはじめとする宮本の地域の民俗へのまなざしです。
(岩波文庫)
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