植物はなぜ薬を作るのか
斉藤和季
ケシを原料とするのは鎮痛薬モルヒネ、解熱鎮痛薬アスピリンはヤナギの成分から生まれた。ほとんどの植物に含まれるポリフェノールは、心臓病や脳梗塞などの万能薬として働く。この本は、植物自身のために分泌する二次代謝産物から、なぜ特に人にとって有用な成分が作られているのか、具体例を挙げて解説している。理学や薬学を目指す学生にとってはもちろん役に立つ。
(文春新書)
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