物語 遺伝学の歴史 メンデルからDNA、ゲノム編集まで

平野博之

本書の前半では、現在の高校生が履修する生物基礎では扱われなくなってしまったメンデルを筆頭に、遺伝学の誕生と発展に大きな貢献を果たしたモーガン、マクリントック、ビードルを加えた4名の科学者について、その研究内容が色々なエピソードとともに紹介されています。また本書の後半では、生物基礎で重点的に学習するようになったDNAやゲノム、遺伝子の発現について、さらに深い知識を得ることができます。

著者が本書の冒頭で述べているとおり、遺伝学は極めて新しい学問分野であるにも関わらず、既に様々な形で私達の生活に深く浸透しています。本書を読めばそんな遺伝学の生い立ちと面白さがきっと皆さんにも伝わると思います。 (中公新書)

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