意識と本質 精神的東洋を索めて

井筒俊彦

著者の井筒俊彦は、わが国を代表するイスラーム哲学・東洋思想研究の碩学。著者は本書で、インドや中国、日本だけでなく、イスラームやユダヤ教までも含む、時空を超えた思想家たちの思想を探訪し、東洋の思想の根元に迫る。読者は本書を通し、西洋の思想とは違う、東洋の思想伝統の特質を知ることができるだろう。難解な本なので、通読できなくてもあきらめず、何度も手に取ってほしい。読み返す度に新しい発見があるという人も多い名著である。 (岩波文庫)

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