ドストエーフスキー覚書

森有正

明治時代の政治家・森有礼を祖父に持つ、哲学者・フランス文学者の森有正氏が、『罪と罰』、『悪霊』、『カラマーゾフの兄弟』などドストエフスキーの文学作品を通し、ドストエフスキーの思想について考察する。本書を通し、人間の善と悪、可能性と限界、聖性と残酷さを見つめて思索を続けることの深い充足感を味わうことができる。 (ちくま学芸文庫)

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