生物資源保全学

個体、遺伝子など様々なレベルで生物資源を保全し、いのちの不思議や自然の多様性への理解を深める

生物多様性   遺伝子資源   種子の保全   バイオロキング   絶滅危惧種

学べる大学は?

研究をリードする大学

大学詳細

京都大学

理学部 理学科 生物科学系
【 主な研究者 】
渡辺勝敏

北海道大学

理学部 生物科学科 生物学
【 主な研究者 】
増田隆一
農学部 生物資源科学科
【 主な研究者 】
荒木仁志

広島大学

生物生産学部 生物生産学科 動物生産科学コース
【 主な研究者 】
前田照夫

岐阜大学

応用生物科学部 共同獣医学科
【 主な研究者 】
高須正規 淺野玄
地域科学部 地域政策学科
【 主な研究者 】
向井貴彦

琉球大学

教育学部 学校教育教員養成課程 小学校教育コース・中学校教育コース 理科教育専修
【 主な研究者 】
富永篤

筑波大学

生命環境学群 生物資源学類 農林生物学コース
【 主な研究者 】
大澤良

高知大学

農林海洋科学部 農林資源環境科学科 暖地農学領域
【 主な研究者 】
松川和嗣

その他の優れた大学

大学詳細

三重大学

生物資源学部 海洋生物資源学科

【魚類増殖学】 淡水魚の保全についての研究や、イルカ・クジラについての研究が行われている。イルカ・クジラの研究ができる大学は希少である。

近畿大学

農学部 環境管理学科

【保全生物学】 学生の自主的活動が盛んで、野外での調査なども積極的に行われている。

主な研究者

研究者詳細

荒木仁志

北海道大学
農学部 生物資源科学科/農学院 環境資源学専攻
【集団遺伝学、生態進化学、保全遺伝学】 日本最大の淡水魚で絶滅危惧種であるイトウの種内の遺伝的な多様性を調べるために、環境DNAの手法を用いる。環境DNAは海・川・湖沼などの魚を含む生物の体表の粘液や糞などとともに放出されるDNAを解析することで注目を集めている。

高須正規

岐阜大学
応用生物科学部 共同獣医学科/連合獣医学研究科 獣医学専攻
【分子育種学】 在来家畜のような遺伝子資源をいかに保存するかを研究。遺伝子改変したヤギの作製にも取り組む。ヤギの体細胞に目的とする有用遺伝子を導入するクローン技術の方法で、遺伝子改変したヤギの乳中に薬を作ろうとしている。家畜における新たな遺伝子改変技術の確立を目指す。

向井貴彦

岐阜大学
地域科学部 地域政策学科/地域科学研究科 地域政策専攻
【生物の多様性】 生物の多様性をメダカから学び研究する。かつて日本各地に広く分布していたメダカは消えつつある。ほかにも開発や外来種のせいで絶滅の危機にある動植物がたくさんいる。生物多様性の現状を研究し、自然環境を守る方法を明らかにする。

渡辺勝敏

京都大学
理学部 理学科 生物科学系/理学研究科 生物科学専攻
【生物地理学】 DNAを解析して淡水魚などの歴史を明らかにする研究では日本有数の研究者。

鬼倉徳雄

九州大学
農学部 生物資源環境学科 動物生産科学コース/生物資源環境科学府 資源生物科学専攻/水産実験所
【河川環境学】 九州の河川を対象に、多くの魚類などの棲める環境を研究するフィールドワークが得意。

興味がわいたら

朱鷺の遺言

小林照幸

トキは日本で一度絶滅した鳥だ。現在、佐渡島でトキの保護と野生復帰事業が進められているが、それは中国産の個体を繁殖させたものなのだ。トキが絶滅の危機にあると認識され、保護活動が進められながらも、絶滅を食い止められなかったのはなぜなのか。本書から、自然保護や環境保全がいかに難しいか、同じことを繰り返さないためにはどうすればよいのかを考えてほしい。この本が最初に出版された1990年代後半には、まだ動植物の保全のための研究はほとんどなかったため、「生物資源保全学」などという言葉は出てこないが、日本産トキを守れなかった原因を探ることは、保全を考える上で必須のことだ。そして、私たちは、様々な動植物を滅ぼしてきた事実を認めなければならない。 (文春文庫)


湿地帯中毒 身近な魚の自然史研究

中島淳

子どもの頃から、湿地帯とそこに住む魚類や昆虫が好きだった著者。大学に入り研究者になるまでの悪戦苦闘を描いた自伝的読み物。フィールドでの研究の魅力と苦労を、フィールドに魅了された著者本人の言葉でいきいきと描いている。 (東海大学出版部)


捕食者なき世界

ウイリアム・ソウルゼンバーグ

生態系は、どのようにして維持されているのか。様々な野外研究の結果、その地域の「捕食者」となる動物が鍵であることを明かす。「捕食者」が絶滅することが、いかに生態系の崩壊を招くのかを明らかにし、自然環境を復元する難しさと、そのために必要なことを考える本。野生動物の世界と自然保護に興味がある人におすすめしたい。 (野中香方子:訳/文春文庫)


アフリカにょろり旅

青山潤

生物多様性を知るためには、研究対象を採集するための苦労がつきものだ。アフリカまで行き、ウナギを採集するために頑張った研究者たちによる、楽しい読み物。研究に携わる醍醐味を感じ取れるとともに、冒険ストーリーとして愉快である。 (講談社文庫)


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