細胞が自分を食べる オートファジーの謎
水島昇
オートファジーという生命現象について、なぜ分解が重要なのかといったところからオートファジーのしくみ、病気との関わりまで一般の読者に向けて書かれています。オートファジー研究の黎明期からの研究史についても書かれており、この分野の発展の歴史を知るのにも役立つでしょう。
マクロオートファジー以外のオートファジー経路に特化した一般書というのは、日本語ではまだみあたらず(それだけ研究がまだ進んでいないということでしょう)、本書でも内容の多くはマクロオートファジーについてになりますが、他のオートファジー経路についても少し触れられています。
(PHPサイエンス・ワールド新書)
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