ミトコンドリア・ミステリー 驚くべき細胞小器官の働き
林純一
細胞生物学の研究者の研究半生を記した本です。ミトコンドリアという細胞小器官が研究対象となったきっかけ、ちょっと特殊なこの領域の研究手法、同じ領域で研究するライバル研究者とのやりとり、通説を覆す成果を生み出した過程などが、赤裸々に、生々しく(?)記されています。
研究者の発想やそれを立証するためのアプローチなどを知る上でも、参考になるかもしれません。発刊は20年以上前ですが、ミトコンドリアとその研究を知る上では今でも大いに参考になると思います。
(ブルーバックス)
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