図解 身近にあふれる「放射線」が3時間でわかる本

児玉一八

「3時間でわかる」かは定かではありませんが、放射線や放射能を理解する入門書として気軽に読めるのではないでしょうか。中学校・高等学校で放射線について学ぶことは多くないと思います。タイトルにあるように、そもそも放射線は身近なものなのですが、その本質について知る機会は限られていると言わざるを得ません。

本著は、放射線や放射能の基本的な説明に始まり、豆知識やその利用に関する情報、そして福島第一原子力発電所事故を始めとした「負の側面」まで幅広く言及されています。序章の後は6つに章立てられているので、興味のある項目から読み進めてみても良いと思います。 (明日香出版社)

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