思春期学

監修:長谷川寿一

思春期は身体的には比較的健康度が高い時期であり、これまでにあまり研究が進んできていませんでした。しかし、精神疾患の大半が思春期に発症することや、思春期が人間性を形成する重要なライフステージであることが改めて見直され、今注目されています。

この本では、人文社会科学と脳科学・医学の先生方が集結し、思春期の心身の発達について明らかにする「思春期学」を提唱されています。思春期の経験が成人期の社会性やストレス耐性に与える影響を知りたいと思っている人にも、とても勉強になります。中高生の皆さんは、まさに思春期まっただ中で心身共に大きな変化を実感されていることと思いますので、興味深く読めるのではと思います。 (編集:笠井清登、藤井直敬、福田正人、長谷川眞理子/東京大学出版会)

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