「私」をつくる 近代小説の試み

安藤宏

作家が自分をモデルにして書いた「私小説」というジャンルの小説があります。でも、そもそも文学作品は、なぜ自分のことを書くものが多いのでしょうか。この本は、そのように作家が「私」自身を描いてきた歴史を中心に書かれた、新しい文学史の試みです。タイトルに「私」を「つくる」とあるように、作者がどのような方法を用いて小説の中の自分を演出しているかという視点が斬新で、自らが創作をする人はもちろん、様々な芸術ジャンルを読み解く上での手がかりにもなるはずです。 (岩波新書)

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