テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ

伊藤剛

マンガを研究するとはどういうことか知りたい人に、ぜひ手に取ってもらいたいのがこの本です。どこが面白いか、社会とどんな関係があるかといった「内容」の話ではなく、どういうコマ割りが読みやすいかといった「技術」の話でもなくて、マンガというメディアはどういう構造を持っていてどういうふうに機能するのか、これを読んでそういうことを考えてください。「キャラ」と「キャラクター」の区別とか、「フレームの不確定性」といった言葉に少しとまどうかもしれませんが、絵を見るのとも映画を見るのとも違い、もちろん小説を読むのとも違う、マンガを読むという体験の核心に触れることができるはずです。 (星海社新書)

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