行動・生態の進化 シリーズ進化学(6)

長谷川真理子ほか

動物の中に他の種類の子を育てたりすることが見られる。生物の利他的、社会行動が自然選択の元でどのように進化してきたかについて問い、行動の進化的機能を扱う生物学は、社会生物学または行動生態学と呼ばれる。こうした研究は、遺伝子の視点から生物の行動を数学的に解析し、構築された仮説は実験やフィールドワークによって検証される。この本は進化学の専門書だが、生物の一見不思議な利他的行動や社会的行動や動物と植物の共進化も理解しやすいので、比較的高校生に読みやすいかもしれない。 (長谷川真理子、河田雅圭、辻和希、田中嘉成、佐々木顕、長谷川寿一/岩波書店)

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