発生生物学 生物はどのように形づくられるか
ルイス・ウォルパート
私たちの体は、もともと1個の受精卵が分裂を繰り返してできたものであり、どの部分をとってみても、形と機能が見事に調和している。本書では、たった1個の細胞から、どのようにしてこれほど精巧な生物になるのかという疑問を、分子レベルから、細胞、組織形成、個体発生へと最先端の研究を通じて解説している。生物に共通する発生の基本メカニズムについて、重要な概念を含め、基本をわかりやすく解説しているため、高校生なら十分理解できる内容である。
(大内淑代、野地澄晴:訳/サイエンス・パレット新書)
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