内分泌と生命現象 シリーズ21世紀の動物科学
長濱嘉孝、井口泰泉:編
日本の動物科学者による数々の独創的な研究を紹介する「シリーズ21世紀の動物科学」の中の一冊で、内分泌と生命現象を対象にしている。例えば脊椎動物の内分泌器官の1つである脳下垂体に着目し、その多様性を紹介している。具体的には、脳ホルモンによる性行動や生殖腺の発達に関する研究など。私たちの体はどのように男性と女性の体になるのか、思春期はどのようなメカニズムで生じるのかといった体の調節方法を、脳の中の視床下部という領域で作られる脳ホルモンに着目した研究だ。
(培風館)
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