超ヤバい経済学

スティーヴン・レヴィット、スティーヴン・ダブナー

全世界発行部数400万部のベストセラー『ヤバい経済学』の続編。「酔っ払って歩くのと酔っ払い運転、どっちが危険?」「テロリストを捕まえるには?」といった“ヤバい”話題を扱い、経済学の知識がなくても読める。人々は自分が幸福になるよう、つまり、自分にとって得になるよう行動している。しかし、その行動基準は正義や善意だけでは説明できず、また正義や善意の観念が誰しも同じとは限らないこと、一般に信じられていることでも、数字を分析すると真実でない時があることが書かれている。だから、人々が何を得と考えるかを明確にしないと、良い政策や法律は作れないということがよく理解できる本。その意味で理論経済学の意図がわかる。 (望月衛:訳/東洋経済新報社)

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