フィンチの嘴 ガラパゴスで起きている種の変貌
ジョナサン・ワイナー
生物の進化が「現在進行形」で起きていることを知れる本。グラント夫妻が、ガラパゴス諸島に生息する小鳥であるフィンチ(チャールズ・ダーウィンにちなみダーウィン・フィンチともよばれる)を対象に行った長期の野外調査に基づく研究が主な内容です。
気候の変動(干魃と大雨)にともなう餌の種子のサイズと豊凶の変化による自然淘汰を受け、フィンチの嘴のサイズがダイナミックに変動してゆく様をまざまざと描写している。生物の進化についての入門書としてもお勧めです。
(訳:樋口広芳、黒沢令子/ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
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