変わる植物学広がる植物学 モデル植物の誕生

塚谷裕一

現在までに様々な生物のゲノム解読がすすみ、生命現象の理解が進んできています。この書籍では、分子生物学の台頭により植物科学がどのように発展してきたかを解説しています。

現在、モデル植物として広く普及しているシロイヌナズナがどのようにして、幅広く研究者に使われるようになったのか? モデル植物の台頭により生じる良い点・悪い点などが解説されており、今後、研究を行う上で心に留めておかないといけないことなどが触れられています。

以上のことから、将来、植物科学の研究者を志す高校生や大学の学部生にはぜひ読んでもらいたい書籍です。 (東京大学出版会)

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