暴力の人類史

スティーブン・ピンカー

進化心理学者である著者が、先史時代から現代までの暴力のありようを化石的証拠、歴史資料などを使って描きだし、人類史を通じて暴力が一貫して減少傾向にあるという事実を示します。その事実を受け、後半ではどのような変化が暴力の減少の原因なのかを考えていきます。とてもスケールの大きな本です。 (訳: 幾島幸子、塩原通緒/青土社)

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