河合塾グループ 河合塾

サケ学入門　自然史･水産･文化

阿部周一：編著

サケの生態や回遊の謎にせまる入門書。水産学は産業学問なので、産業を発展させるための産みの苦しみから生じる研究テーマが殆どだ。直接的に染色体操作を紹介する部分はわずかだが、そのテーマを地盤から盛り上げる基礎分野の研究がいかに大切かということは、これらの本から読み取ってもらえるのではないだろうか。 (北海道大学出版会)

この本に興味を持ったらこの学問へ
水圏生産科学
魚介類の養殖、食品加工の向上で水産業に貢献

同じ分野のおススメ本

こちらもおススメ

サバからマグロが産まれる!?

吉崎吾朗

激減するクロマグロの代理としてサバを代理の親にしてマグロを産ませることはできるのか。その研究に迫る。養殖生産魚をよりよいものにするために、魚の細胞にいかにアプロ...

考えるカラス　「もしかして?」からはじまる楽しい科学の考え方

たったの10分の科学番組。取り扱うテーマは様々だが、科学の知識を学ぶのではなく、観察、仮説、実験、考察の流れを重視した作りとなっており、とにかく自分で考え、科学...

魚の卵のはなし

平井明夫

魚卵には様々な形があり、また産み付けられる場所や生き残りの方法も様々だ。産業としても大きな市場を持つ魚卵だが、世の中に知られていないこともたくさんある。この本は...

魚の世界　ミクロからマクロへ

小島吉雄、高井明徳

魚の分類や遺伝子、進化の過程などについて、幅広く知ることができる入門本。日本人にとって身近な食材である魚介類には、様々な科学の手法をつかって生態学的・生理学的な...
河合塾グループサイトのご案内
みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ