移動知 適応行動生成のメカニズム

淺間一ほか

ヒトや動物からロボットまで、「身体」を使って「移動」するときの認知の仕方を中心に述べられている。これを専門的に「移動知」と呼んでいる。特に脳認知科学という脳科学の新しい視点で、環境・他者・社会と関わる際にさまざまなものを学び、理解し問題解決しながら適応していく、そのための脳との相互作用について論じ、そこから移動知研究を展開している。動物生理・行動学の立場から生物を理解するためにも、こうした工学や情報学と生物が融合した新しい知見が必要であると思われる。 (淺間一、矢野雅文、石黒章夫、大須賀公一:編/オーム社)

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