物理学とは何だろうか

朝永振一郎

天体運行に関するケプラーの模索と発見、科学的手法の開拓者・ガリレオの実験と論証、ニュートンの打ち立てた万有引力の法則など16世紀から現代に至るまで、物理学という学問が、いつ、誰が、どのようにして考え出されたものなのか。日本人二人目のノーベル賞受賞学者、朝永振一郎博士の記した物理学の入門書。「物理学とは何だろうか」ということを文章全体で体現していて、名文家でもあった同博士の論理展開とは何か。文章を書くとは何かということを考えさせられる。完成前に亡くなり遺稿となった下巻も合わせて読むことを勧めたい。 (岩波新書)

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