クォーク 第2版
南部陽一郎
2008年、ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎先生の一般向け素粒子物理の解説書。南部先生は、素粒子論を理解する上で非常に重要な概念一つ「自発的対称性の破れ」や、強い力の基礎理論「量子色力学」を発見。過去半世紀のあいだに華々しい発展を遂げた素粒子物理学の理論体系がわかる。あまり手加減はされていないので、じっくり読んでみるとよいだろう。また、素粒子物理学全体を概観できるだけでなく、その発展過程で物理学者たちがどのように考えて、その学問体系を築いてきたのかということもわかる。少し古いので最新の研究については書かれていないが、素粒子物理学の理論体系を本格的に学ぶ前に、素粒子物理学とはどのような学問かを知るのに役立つ。
(ブルーバックス)
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