ファインマン物理学〈1〉力学
R.P.ファインマン
著者は1965年、朝永振一郎博士とともにノーベル賞を受賞したアメリカの物理学者。この本は、カリフォルニア工科大学時代の講義内容をもとにした物理学の教科書で、世界中で高い評価を受けた。また、『ご冗談でしょう、ファインマンさん』などユーモラスな逸話集も好評を博している。この本は(１)力学のほかに、(2)光・熱・波動、(3)電磁気学などのシリーズがあり、物理法則の背景にある根本が直感的にわかりやすく解説されている。物理学に興味のある高校生には、受験の範囲ということにとらわれず、読むことをおススメしたい。
(坪井忠二：訳/岩波書店)
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