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★は関連度
生物の体を作るタンパク質については、【分子生物学】、【構造生物化学】、【機能生物化学】、【生物物理学】、【細胞生物学】、【発生生物学】といった生物学の分野から研究されている。また、タンパク質の体内での化学反応とその働きは【生体関連化学】、タンパク質の立体構造や化学反応は【物理化学】で研究されており、物理学にもタンパク質の立体構造や物理的性質について研究する【生物物理・化学物理・ソフトマターの物理】という分野がある。
また、タンパク質はアルツハイマー病やパーキンソン病、アレルギーなど様々な病気と関係があるし、薬は細胞膜や細胞質などにあるタンパク質に結合することで効きめが出る。そこで、【ケミカルバイオロジー】では、タンパク質の研究を医療に活かす研究が行われており、【生命・健康・医療情報学】では、コンピュータを使って膨大なタンパク質の情報をもとに有効な薬を探すといった研究が行われている。
さらに、酵素などタンパク質の働きを産業で応用するのは【生物機能・バイオプロセス】、マイクロマシンの部品として応用するのは【ナノバイオサイエンス】の領域。食生活でタンパク質をどう摂るかは【食生活学】、食品に含まれるタンパク質の研究は【食品科学】の研究テーマだ。