◆IoT◆

モノどうしがインターネットで情報をやりとり

IoTとは、Internet of things（物のインターネット）のことで、様々な機器に情報通信機能を持たせ、インターネットでつなぐ技術のこと。お店ならカートに入れた商品を自動会計、家庭なら外出先からエアコンのスイッチをオン・オフといったことができる。

【情報ネットワーク】ではインターネット技術など、【通信・ネットワーク工学】が情報を送受信する信号技術など、【計算機システム】では電気機器に組み込むコンピュータ、【知能情報学】は、コンピュータに搭載するAIなどを担当する。AIスピーカーの音声や顔認証などは【知覚情報処理】、温度・色などを感知するセンサーは【計測工学】が担う。

また、情報通信機器を搭載する電気製品や電子部品の研究開発は【電力工学・電力変換・電気機器】や【電子デバイス・電子機器】の領域。電気製品の動きを制御するのは【制御・システム工学】の領域だ。

【ウェブ情報学・サービス情報学】ではIoTによってどんなサービスができるかを技術を含めて研究する。【エネルギー学】では、電気製品をインターネットでつなぐことで、電力の供給を効率化し省エネにつなげるといった研究が行われている。