◆人工衛星◆

上空から、気象現象や位置情報など、地上を観測＆計測

人工衛星の技術開発は【航空宇宙工学】、人工衛星と地上との通信は【通信・ネットワーク工学】の研究領域。人工衛星が飛ぶ宇宙空間の研究は【超高層物理学】の領域だ。情報工学の各分野の研究成果も活かされている。

一方、人工衛星は様々な分野で活用されており、そのいくつかと学問の関係を紹介すると、【気象・海洋物理・陸水学】では気象現象の解明や気象予報に活用しており、【環境動態解析】では、大気や森林など環境に関わる現象の観測に活用している。また、資源探査にも人工衛星が活用されており【地球・資源システム工学】と関係する。GPSなどの衛星測位システムは【地理学】、交通に関する計測は【土木計画学・交通工学】、農業では【農業環境・情報工学】の分野で活用されている。