いまを生きる
ロビン・ウィリアムズさん演じるジョン・キーティング先生は、全寮制の進学校ウェルトン・アカデミーの卒業生ながら、後輩であり教え子である生徒たちに対して、詩は正しく理解することよりも感じることが大事だということを訴えます。
「先生は答えを教えてくれる人」だと思っている優等生たちは一瞬戸惑いますが、一部の生徒たちは自らの人生を意義深いものにするために表現することの価値と意味に気づきます。「詩を読み、書くのは、かっこいいからじゃない。人間だからこそ、僕らはこの詩というものを読んだり書いたりするわけだ」。教わるのではなく学ぶ、生きた言葉に触れて響くことばで伝える意義が、この作品に描かれています。
(ピーター・ウィアー:監督)
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