なぜ、人は操られ支配されるのか
西田公昭
「操られ支配される」というと何か特別なことのようですが、ほんのちょっとしたことでも、自分が思いもよらないところで、私たちの行動は知らず知らずのうちに身の回りの様々なことに影響を受けています。
この本は、社会心理学の知識を横断的に解説しながら、他者から影響を受ける仕組みを理解することができます。また、私たちは意図せずして他者を操る立場になってしまうこともあります。今、社会の分断は、例えばこの本に出てくる「線引きをしたがる」という人間の特徴から考察することもできます。どうやったら人々が協調的に暮らしていけるのか。そうしたヒントもこの本から見つけることができるでしょう。
(さくら舎)
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