ダーウィンのジレンマを解く  新規性の進化発生理論

マーク・W・カーシュナー、ジョン・C・ゲルハルト

ダーウィンの進化論は、生物が厳しい自然環境を生きのびるために、突然変異の繰り返しによって進化したとする。しかしそれだけでほんとうに説明できているのか。この本は、進化が「偶然」によるわけではないと主張する。合理的な進化を可能にするための周到な仕掛けが、生物の細胞や組織の随所に備わっているという。進化論は、生物学にとってほぼ唯一の体系的理論である。その進化論を、様々な生物学分野とつなげる視点にあふれている。 (赤坂甲治:監、滋賀陽子:訳/みすず書房)

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