少年たちの贖罪 罪を背負って生きる

青島多津子

重大事件を起こしてしまった少年たちのエピソードが語られる。著者は関東医療少年院に常勤の医師として勤務していた精神科医という。精神科医が「加害者にかかわるということ」に始まり、加害者の贖罪意識、加害者自身が負ってしまったPTSD(心的外傷後ストレス障害)、家族への思い、重大事件を背負って施設で暮らすということ、よく指摘される少年犯罪と発達障害の関係性、被害者に誠意を尽くすことや罪を背負って社会で生きていくことの意味などが、加害者個人が特定されないように配慮されながら書かれている。 (日本評論社)

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