学べる大学は?
研究をリードする大学
大学詳細 | |
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浜松医科大学医学部 医学科HPへ【 主な研究者 】佐藤康二 武井教使 |
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京都大学医学部 医学科HPへ【 主な研究者 】村井俊哉 |
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金沢大学医薬保健学域 医学類HPへ【 主な研究者 】菊知充 橋本隆紀 |
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新潟大学医学部 医学科HPへ【 主な研究者 】染矢俊幸 |
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名古屋大学医学部 医学科HPへ【 主な研究者 】入谷修司 小川豊昭 尾崎紀夫 |
その他の優れた大学
大学詳細 |
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東北大学医学部 医学科 /包括的脳科学研究・教育推進センターHPへセンターは、医学薬学・理学・工学・人文科学など多領域の研究教育スタッフが協力して脳科学に取り組む研究所。高校生向けに種々の企画も行っている。 |
千葉大学医学部 医学科 /予防医学センターHPへ【環境生命医学】 予防医学センターは、子どもの発達と環境に関する大規模な縦断的調査を実施している国内でも数少ない研究施設の一つである。 |
富山大学医学部 医学科HPへ【精神医学】 |
広島大学医学部 医学科HPへ【精神神経医科学】 脳機能画像解析に加えて、ゲノム解析や網羅的な蛋白質解析等、多角的に精神疾患に関する研究を行っている。日本を代表する精神医学教室。 |
名古屋市立大学医学部 医学科HPへ【精神医学】 |
慶應義塾大学医学部 医学科HPへ【精神医学】 |
帝京大学医学部 医学科HPへ【精神医学】 |
海外で学ぶなら
大学詳細 |
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Emory University/エモリー大学(米)HPへDepartment of Psychiatry and Behavioral Sciences HPへプレリーハタネズミを用いた社会性に関する研究で世界のトップを走るLarry Young博士が在籍。 |
Università degli Studi di Trento/トレント大学(伊)HPへ【認知科学】 臨床・基礎が一体となった精神疾患研究が展開されている。 |
主な研究者
研究者詳細 | |
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福田正人
群馬大学 医学部 医学科/医学系研究科 生命医科学専攻 【精神医学、脳機能画像、臨床神経生理学、思春期学】脳の機能と関連づけの中で、人間の心や精神について、一人ひとりが充実した生活と人生を送ることを科学の視点から支援する研究。 先生の研究をもっと詳しく |
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三井真一
群馬大学 医学部 保健学科 作業療法学専攻/保健学研究科 保健学専攻 【神経科学、分子生物学、動物行動学】プレリーハタネズミという小動物は一度交尾した相手と終生ペア形成したり、父親や兄弟姉妹が育児に参加することが知られている。このネズミにトラウマを与えると、夫婦の絆に変化があるのか、抗うつ薬を投与すると良好な夫婦関係は回復するのかなど確かめた。プレリーハタネズミや遺伝子操作マウスを用いて、他者との関係に関わる脳領域や分子について研究。 先生の研究をもっと詳しく |
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篠原一之
長崎大学 医学部 医学科/医歯薬学総合研究科 先進予防医学共同専攻 【児童精神医学、社会性脳科学】環境と遺伝子が子どもの社会性発達に与える影響を検証。この研究により、子どもの健全な発達を阻害する環境因子に関して、新たな知見が見出される。子どもの発達に望ましくない環境を取り除くことで、発達障害の予防等、子どもの健全な発達促進に結びつくことを示唆。 先生の研究をもっと詳しく |
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笠井清登
東京大学 医学部 医学科/医学系研究科 脳神経医学専攻 【精神医学】一般人口における精神疾患の生涯有病率は46%と言われる。そんな背景から、自閉症や体内リズムなどに関わる脳内機構を分子レベルで解明していく最先端の研究者。 先生の研究をもっと詳しく |
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山末英典
浜松医科大学 医学部 医学科/医学系研究科 医学専攻 【精神医学】脳機能イメージング、遺伝子解析など多彩な手法を駆使して、様々な角度から発達障害の病因解明、治療法開発に取り組んでいる。 先生の研究をもっと詳しく |
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村井俊哉
京都大学 医学部 医学科/医学研究科 医学専攻 【精神医学】臨床研究に力点を置く伝統を引き継ぎながら、神経画像技術など新規の研究手法も柔軟に取り入れている。 先生の研究をもっと詳しく |
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佐藤弥
京都大学 こころの未来研究センター 【脳機能イメージング】自閉症患者の社会性障害をもたらす神経基盤に関して質の高い研究成果を挙げている。 先生の研究をもっと詳しく |
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池淵恵美
帝京平成大学 臨床心理学研究科 臨床心理学専攻 【精神医学】精神疾患の心理社会的サポートのエキスパート。 先生の研究をもっと詳しく |
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三村將
慶應義塾大学 医学部 医学科/医学研究科 医科学専攻 【精神医学】 先生の研究をもっと詳しく |
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菊水健史
麻布大学 獣医学部 動物応用科学科/獣医学研究科 動物応用科学専攻 【伴侶動物学】人とペットなどの動物との絆や動物のこころ、社会認知などについてユニークな研究を展開。 先生の研究をもっと詳しく |
興味がわいたら
脳には妙なクセがある
池谷裕二
脳は見たり聞いたりしたことを瞬時に理解し、次にどのような行動を取るべきかを判断している。脳内でどのようなことが起こっているかは不明な点は多いのだが、最近明らかになってきた脳の不思議な活動が述べられている。例えば、恋をすると脳の処理速度が早くなる話、寝ている間に記憶が定着する話、言語を獲得するきっかけとなった遺伝子の話など。筆者は周囲の環境から受ける刺激とそれに対する反応行動が基になり心が形作られてきたと考察している。これまで哲学や心理学といった文系領域で取り扱われてきた脳の働きや精神活動も、今後生物学的な知見に基づいて理解されることにより、精神疾患に対する新たな治療法が開発されると期待される。 (扶桑社新書)
統合失調症がやってきた
ハウス加賀谷、松本キック
著者はお笑いコンビの松本ハウス。1990年代、テレビの「タモリのボキャブラ天国」に出ていたこともある。コンビの1人、ハウス加賀屋はその後、統合失調症で表舞台から姿を消した。2009年お笑いの世界に復帰。この本は、本人と彼を支えた相方の松本キックの共著で、その間のことを綴っている。復活後一時期、コンビ名も変えていたが、また松本ハウスのコンビ名を復活。お笑い活動とともに、統合失調症に対する理解を呼びかける講演活動を精力的に行っている――。精神疾患の当事者とそれを支えた隣人の話は精神医学という学問と深く関連している。高校生が読んで理解できる本になっている。 (イースト・プレス)