河合塾グループ 河合塾

日本でいちばん温かい会社　

大山泰弘

著者は、日本理化学工業というチョークを作る会社の会長だ。同社のチョークは、普通の石膏チョークのように粉が飛ばないエコなチョークで、ダストレスチョークと呼ばれている。しかし何より同社が知られているのは、障がい者雇用を始めて58年、全体の70％以上、知的障がいのある社員という。この本は会長の著書として最初「働く幸せ　仕事でいちばん大切なこと」という題名で出版されたが、評判を呼び、書名を改めた新版とした出版しなおされた。 (WAVE出版)

同じ分野のおススメ本

こちらもおススメ

精神科の専門家をめざす

福田正人

著者は、精神病理学者。統合失調患者の脳内反応を調べるミラー・ドローイング・タスクという実験で知られる。これは二重線で星型が描かれた紙の上に、被験者に鏡像だけを見...

〈できること〉の見つけ方　全盲女子大生が手に入れた大切なもの

石田由香理、西村幹子

著者は、1歳3カ月で全盲となった石田由香理さん。もう1人はインクルーシブ教育の研究者であり彼女のよき理解者である国際基督教大学の西村幹子先生。インクルーシブ教育...

もう少し知りたい統合失調症の薬と脳

福田正人

統合失調症の薬に関して、薬が効くしくみ、副作用、寛解後の対処法、薬の脳科学、治療の今後まで網羅されている。第１章「薬が効くってどういうこと？」に始まり、「薬を止...

こころの科学180号　特別企画:統合失調症治療の現在

宮岡等、福田正人、青木省三

日本評論社の発刊する人間の心理的側面から科学するムック本。創刊30周年記念増大号として出版されたのが、この「特別企画：統合失調症治療の現在」だ。「統合失調症の未...

マンガでわかる!　統合失調症

中村ユキ

統合失調症とは、日本では2002年まで、精神分裂病と呼ばれていた。漫画家である著者は、この精神疾患の自分の母を支えた記録「わが家の母はビョーキです」がベストセラ...

統合失調症がやってきた

ハウス加賀谷、松本キック

著者はお笑いコンビの松本ハウス。1990年代、テレビの「タモリのボキャブラ天国」に出ていたこともある。コンビの1人、ハウス加賀屋はその後、統合失調症で表舞台から...

こころの科学150号　こころと脳の科学

岡崎祐士、青木省三、福田正人：著、編集

人間の心理的側面から科学するムック本。発刊25周年記念号として出版されたのがこの「こころと脳の科学」だ。本の中身は、「こころの病を体験して」という疾患の当事者や...

思春期学

長谷川寿一：監修

精神医学者、進化心理学の人類学者、思春期の発達科学の研究者、脳科学者、統合失調症、発達障害、摂食障害などの精神病理学者、診療所の精神科医、体験者自身の語りなどか...

少年たちの贖罪　罪を背負って生きる

青島多津子

重大事件を起こしてしまった少年たちのエピソードが語られる。著者は関東医療少年院に常勤の医師として勤務していた精神科医という。精神科医が「加害者にかかわるというこ...

心病む母が遺してくれたもの　精神科医の回復への道のり

夏苅郁子

著者の母は、著者が10歳のとき統合失調症にかかった。父は家庭を顧みず、のち父母は離婚。孤独と絶望から二度の自殺未遂をしたが、母と再会。漫画家の中村ユキ著の「我が...
河合塾グループサイトのご案内
みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ